政府から国民保護に関する情報(Jアラート)が2024/05/27 22:46ごろ発令された。北朝鮮からミサイルが発射されたそうだ。
テレビでも「国民保護に関する情報」と連呼している。また、同ミサイルが爆発したかと思われる映像も流れた。
これまでにも何度か発令された経緯はあるようだが、「Jアラート」と主に称していたのだが、今回は「国民保護に関する情報」という文言を前面に出して報道している。「そう報道するように政府がメディアに仕向けているのかなあ?」と勘ぐってしまう。補欠選挙全敗の自民党が、都知事選や衆院選が迫る中で、状況を変えるべく放った「国民保護に関する情報」という国民も受け入れやすい名目を盾にした逆転の一手かと思えてしまうのだ。
何でそんなうがった考え方をするのかというと、2017年衆院選自民党大勝のおり、麻生財務大臣(元副総理)は、「北朝鮮のおかげ」と発したことが頭に残っているからである。また、選挙が迫るとよく「Jアラート訓練」が発せられたように感じてしまう自分がいるからだ。今回は訓練ではなく、「国民保護に関する情報」として、ここぞとばかり発令したように見えてしまう。北朝鮮の軍事衛星打ち上げを機に国民の意識を国防や改憲へと誘い、裏金問題から目をそらさせ、国政選挙ではまたや北朝鮮のおかげ大勝を狙っている気がしてならない。
今回の「国民保護に関する情報」による避難・待避はすぐに解除されたが、彼らにとっては「発令」したことに意味があるのだ。結果がどうであれ(爆発して失敗に終わろうが)、国民の意識に
「ミサイルを放ってきて危険である」という事実のみを与えられればいいのだから。
謎を謎と感じる心
ほのぼの研究室
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