謎を謎と感じる心
ほのぼの研究室
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金子みすゞ「ふしぎ」中1国語 解説
①この詩の種類(形式)は何か。 口語定型詩と考えるのが一般的でしょう。 しかし、どの形式とも限定できない工夫がなされている詩と考えた方がいいと思います。◇韻律が感じられる(作者も何らかのリズムを感じつつ描いている)点から … 続きを読む
具現化するは我にあり!
具現化とは「考えや理想などを実際の形やものにして実現すること」という意味ですが、わかりやすく言えば、「考えや思いを理解できる具体的なものとして表現すること」ということです。ここで大事になるのが、自分自身のフィルターを通 … 続きを読む
人間がたゆたうブラックボックス
机上ではきっちり治まっていたとしても、現実はうまくいかないことがある。新幹線の運行遅延は台風に端を発しているが、そればかりではないだろうし、マイナカードの問題にいたってはお粗末としか言えない有様だ。打開する方策としてそ … 続きを読む
カオスからの暴発
保険金不正請求の問題として糾弾しているのは、経済を見据えた上層部の思考だ。物事の指標を金銭やらの経済的尺度で測ろうとする。保険業者からすれば、とんでもないことだとして、損害賠償を求めるだろうが、その実、両者がずぶずぶの … 続きを読む
区別?選別?差別?
とかくこの世は二者択一のどちらであるかを迫られる。区別されAやBやC…と分けられるまではよいのだが、そこに序列が絡むと、選別されたり差別をうけたりにつながるわけだ。序列を付けて管理するのは、人間の本能なのかもしれない。 … 続きを読む
簡易に安易にすりかえ流れる社会
「けりをつける」とよく言われるが、けりのつけ方がよろしくない。 表出した問題というのは合併症であることが多く、一つを解決しても治癒できないステージに既に陥っていることがほとんどなのだ。しかし社会はおきまりの方策に終始し … 続きを読む
人間の立場から不当な公式に反抗を試みた
-人間の立場から不当な公式に反抗を試みた- この言葉が脳裏に取り付いて半世紀にわたり離れぬまま世間という社会に向き合わせてくれた。 この言葉は大東亜戦争開戦間近の1941年11月20日から22日にかけて3日間にわたり … 続きを読む
「走れメロス」の題材となったシラーの「人質」
太宰治の「走れメロス」は、ベートーヴェンの『第九』交響曲の歌詩『歓喜の歌』で知られるフリードリヒ・フォン・シラーの著した「人質」という詩を基にして書かれたものである。「人質」の邦訳は、いくつかある中で、太宰が原本とした … 続きを読む
無常観とて移り行くもの -無常について-
もともと仏教の教義の一つであった無常。仏教伝来とともに日本に渡ってきたのは容易く理解できるが、現代に至るまでわが国の情操の中枢にある価値観として活き続けているのはある意味驚きでもあろう。万物流転の法則ともいえるこの無常 … 続きを読む
価値観と本質によせて
大切なものを見落としつつ、次から次へと不誠実に不確実なものを組み上げてきた現代。大切であるという伏線さえも回収されることがないよう闇に葬られてしまう。これが繰り返されながら徐々に膨張する悪しき慣例は、今や現代社会に堅固 … 続きを読む