投稿者「hirorin」のアーカイブ

hirorin について

東京で中学の国語教師をしていました。現在時間講師をやってます。

区別?選別?差別?

 とかくこの世は二者択一のどちらであるかを迫られる。区別されAやBやC…と分けられるまではよいのだが、そこに序列が絡むと、選別されたり差別をうけたりにつながるわけだ。序列を付けて管理するのは、人間の本能なのかもしれない。 … 続きを読む

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簡易に安易にすりかえ流れる社会

 「けりをつける」とよく言われるが、けりのつけ方がよろしくない。 表出した問題というのは合併症であることが多く、一つを解決しても治癒できないステージに既に陥っていることがほとんどなのだ。しかし社会はおきまりの方策に終始し … 続きを読む

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人間の立場から不当な公式に反抗を試みた

 -人間の立場から不当な公式に反抗を試みた-  この言葉が脳裏に取り付いて半世紀にわたり離れぬまま世間という社会に向き合わせてくれた。 この言葉は大東亜戦争開戦間近の1941年11月20日から22日にかけて3日間にわたり … 続きを読む

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「走れメロス」の題材となったシラーの「人質」 

 太宰治の「走れメロス」は、ベートーヴェンの『第九』交響曲の歌詩『歓喜の歌』で知られるフリードリヒ・フォン・シラーの著した「人質」という詩を基にして書かれたものである。「人質」の邦訳は、いくつかある中で、太宰が原本とした … 続きを読む

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無常観とて移り行くもの -無常について-

 もともと仏教の教義の一つであった無常。仏教伝来とともに日本に渡ってきたのは容易く理解できるが、現代に至るまでわが国の情操の中枢にある価値観として活き続けているのはある意味驚きでもあろう。万物流転の法則ともいえるこの無常 … 続きを読む

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価値観と本質によせて

 大切なものを見落としつつ、次から次へと不誠実に不確実なものを組み上げてきた現代。大切であるという伏線さえも回収されることがないよう闇に葬られてしまう。これが繰り返されながら徐々に膨張する悪しき慣例は、今や現代社会に堅固 … 続きを読む

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病室から

 大腸癌ステージ1となり、入院手術となって、窓際ではないので、カーテンの中で、景色も見えない中から、見えぬ世の景色を振り返ってみようと思って書きました。2022/12/10  人々にとって優しい国家であってほしいものだ。 … 続きを読む

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ストレス溢れる社会構造

 ストレスが全くないことがよいとは思わない。しかし、前後左右出たところで必ずや見舞われるのがこのストレスなのである。  人はストレスのかからない世界を夢見て、そこに辿り着くためにストレス社会を泳いでいる。現代のストレス飽 … 続きを読む

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妥協するしかないという方向性にメス

 世にはびこる意識。「そうするしかないか、何か違う気がするけど」「ここまで来ちゃったんだから行くしかないよね」「核心にはほど遠いけど、その辺で決着付けておこうか」。打算妥協が渦巻くのである。本来、打開・解決を図るために行 … 続きを読む

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いじめ隠ぺい事件から

 「報道特集」でふれられていたが、17年前の神戸市教育委員会によるいじめ隠蔽の事件。 上に立つものが隠蔽工作するようであっては、当事者も子供も親も教職員でさえもうかばれない。結果的には上の者の都合のいいように改ざんされ、 … 続きを読む

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